SFCの情報処理科目の現状 (暴言あり)

とある先生 (非常勤) からプログラミング入門のTAが足りてないってお話があったので,研究員で大丈夫ならやりますよ的なお返事したんですが…SFCのTA取扱基準としては院生しかダメというのが厳密適用されているらしく流れまして.

まぁ,これだけなら日記に書くまでもない話になっちゃうんですが,SFCの情報処理科目の現状についてちょっと考えてみたくなりました.

まず最初にTAの限定理由を確認してみましょう (無断転載).


  • TASAとは授業を補佐することを目的としているだけでなく、TASA自身の相互学習の場でもある。学費を納めており、SFCに在籍している学生に半学半教の精神で勤めてもらうものだと認識している。
  • 個人情報保護法の施行に伴い、大学に在籍しておらず、素性を完全に把握することが難しい人(卒業生を含める)に個人データを扱うことを許可することは特に危険である。
  • 質の高い授業を保つためだけに、卒業をしてしまった学生や助手・非常勤講師にTAをお願いするのではなく、どんどん優秀な学生を育成するように、メンバーを大学院生の中からTAを見つけていただく。

ま,無論納得のいく内容ですな.

で,現状を見ると32クラス中4クラスがSA/TA無し,6クラスがSA/TAが1人しかいない.1クラス20人と見ても80人がSA/TAのいないクラスでJavaを学ぶことになっているワケだ….必修ではないけれども事実上の必修だけに微妙な格差を生んでるような.

で,ポリシーとして学部生・院生で閉じて行うのであれば,やはり受講者のためにも宣伝というか人狩りというか,そーゆーのをしっかりやらないといけないのが現状じゃないかと思います.少なくとも自分はむかーしコンサルの中でみんなやるようにして下さいという文化があったのでそれに倣ってSAになったのがきっかけなので,環境情報学研究室からはもちろん先生方からも挑戦してみてください的な雰囲気は流れてきていなかったかと思います.そういう意味で,学部生に最初の1歩をどう踏み込んでもらうかを具体的にどうやっているのか非常に気になります.